眼福です!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日はサバンナRX-7(後期型)のご紹介です!
先日、新下関店にご入庫頂いた際にお客様に店舗ブログで紹介させて下さい!と
お願いさせて頂いたところ、快くご了承頂きました!本当にありがとうございます。
さて、サバンナRX-7ですが、発表は1978年3月になります。
サバンナの名前は世界初の蒸気船・原子力船の「サバンナ」からとって命名されました!
現在のマツダ車にも受け継がれておりますが、当時「運転する楽しみの追求」をテーマに開発がすすめられ、写真のようなスポーティーな見た目でマツダの代名詞でもあるロータリーエンジンを搭載しております。
ヘッドライトは点灯時のみボンネット先端へ顔を出すリトラクタブル方式となっております。
美しい形状です!
スポーツカーならではというところではありますが、フロントにエンジンを載せながら車体の中心近くに配置する「フロントミッドシップ」形状となっており、前後の重量配分は
2名乗車時で50.7対49.3と理想的なバランスを手に入れております。
そのおかげでスポーツカーにふさわしい軽快な操縦性を実現する事が出来ました!
貴重なエンジンルームです!
初代サバンナRX-7に搭載されたエンジンは、自然吸気の12A型2ローターです。
573CC水冷2ローターエンジン
・自然吸気モデル
最高出力:130Ps/7000rpm
最大トルク:16.5kgm/4000rpm
写真のお客様のサバンナRX-7は1983年に行われたマイナーチェンジで、ターボチャージャー搭載の12Aとなっております!
・ターボモデル
最高出力:165Ps/6500rpm
最大トルク:23.0kgm/4000rpm
カッコいいです!
当時の日本車では驚きのガラスハッチが採用されました。
サスペンションは、フロントにストラット式、リアはワットリンクを持つ4リンク・リジッドでサバンナGTやカペラロータリーでのレース活動を通じたノウハウを活かし爽快で楽しい運転の実現に寄与しました。
SA22C 12A(ターボ付)
レース繋がりで初代RX-7のレースでの活躍は1979年のアメリカ・デイトナ24時間耐久レースではないでしょうか。
初参戦で7号車・77号車の2台で参戦し、GTUクラスで1位・2位を獲得するという快挙を成し遂げ、その後アメリカで多くの戦績を残しています。
そんなサバンナRX-7ですが発売開始からかなりの年数が経っている為、中古車市場で見つけるのは困難な状況です。お客様も苦労されて手に入れられたようです。外装も内装もとてもきれいに手入れされておりお客様のサバンナRX-7に対する愛情を感じることが出来ます。
私自身、初めて動いているサバンナRX-7を見ることができとても感動しました!
クルマ好きには大変幸せな時間でした。
これからもサバンナRX-7と一緒により多くの時間をお過ごし頂ければと思います!
この度はご協力頂きまして誠にありがとうございました。