#萩
皆様 こんにちは
#山口マツダ山口店 です。
山口県萩市弥富下の田万川沿いにある #畳ヶ淵 のご紹介
約40万年前、伊良尾山が噴火し、
溶岩流が河川に沿って流れた際のルートだそうです。
その痕跡の地形が龍の形に似ていることから、
畳ヶ淵を含む流域は『 #龍が通った道 』と名付けられ、
見学コースが #萩ジオパーク として整備されています。
畳ヶ淵の駐車場からは、しっかり整備された石段を5分ほど下りていくと河原に出ます。
その河床は六角形の石が敷き詰められたような不思議な空間となっています。
川の両サイドには #柱状節理 (ちゅうじょうせつり)の断崖がそびえ立ちます。
(※柱状節理とは、岩体に入った柱状の割れ目のことで、
火山の噴火で流れ出た溶岩が冷えて固まるときに形成されたものです)
山口県内では下関市豊田町の『 #石柱渓 』でも
同様の柱状節理を見ることが出来ます。
河原をびっしりと覆うように規則正しく並ぶ六角形の岩石は、
まるで亀の甲羅のよう。
これらは柱状節理が40万年もの長い年月をかけて、
水流によって削られたものだそうです。
さらに下流に歩いていくと高さ2~3mほどの段差があり、
小さな滝が流れ落ちています。
ここが『畳ヶ淵』で、柱状節理の壁に囲まれたエメラルドグリーンの大きな淵は、
息を呑むような美しさ!
畳ヶ淵は田万川を流れる水流によって溶岩が削られる最前線の場所で、
実はこの滝は徐々に削られて後退しているそうです。
結構な山の中にあるので、
決してメジャーな観光地ではない様子ですが
間違いなく山口県内の奇景のひとつだと思います。
わざわざ訪れるのには億劫な地理的状況ですが
近くを通る機会があれば、
是非、すこし時間を作って訪れて見ることをおすすめします。
#畳ヶ淵
#柱状節理 の川床
渓谷の様相ですね
まるで亀の甲羅のようです